*2004年4月の日記

28 | 27 | 26 | 25 | 24 | 21 | 20 | 18 | 17 | 16 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2

CASTLE HILL 35

4月28日(水)

一人でCastle Hillへ。僕は一人で登るのも好きだ。スポッターはいないし、ムーブも教えてもらえないけど、より集中できる。

「Tricky」(V6)、進歩なし。サブマリンボルダーの「Red October」(V6)、成功。けっこう高さがあるので怖かった。一回上で落ちたし。V6は一ヶ月ぶり。実はSpittle初V6だ。同じくサブマリンの「Undertow」(V6)、まだポケットのあとの左手、いいほうがとれない。「Thrust」(V7)、また右手首が痛くなりそうなのですぐやめた。トラバース課題「Ride the Snake」(V6)、右手をよせるムーブができない。そのあとも続きそうにない。やぶくん、よくあんなにあっさり登ったもんだ。マントル課題「Eraserhead」(V6)、腕立て力がまだ足りない。「On the Edge」(V6)、核心の足上げムーブで初めて目標のスタンスの高さまで足が上がった。上がっただけで、おけたわけじゃないけど。今日は「ムゲン」のほうが立てた。「Willy Nilly」(V6)、おしいんだけどやっぱりできない。「Brine」(V6)、身体は上がるけどデッド届かない。クロスにもいけない。

いろいろさわっているけれど、どれもなかなか登れません。

V6 Red October
V5 Unnamed

New Flatmates

Tuesday, Aplil 27

I've got new flatmates. Two Korean girls, they are about same age as me. They arrived in New Zealand 5 days ago and are going to stay for 9 month. It's good to have non-Japanese, I've got to speak in English. There is already one Japanese girl, so I'm going to live with three girls. Maybe this does not happen in Japan. "Flatting" is very common in New Zealand. This style is very economical. We don't need to buy own TV, microwave, fridge, washing machine and so on. We can share them. And it is just interesting to live with other people. I wish "Flatting" was much more common in Japan.

CASTLE HILL 34

4月26日(月)

跳ぶじゅんくん昼出発のやぶくんに逆に見送られCastle Hillへ。じゅんくん・Taichiくん・レオさん・うめさん・ちのさん・みちこさん。今日はQUANTUMの奥のほうからまわる。みちこさんは初めてだというのにかなりうまい。レオさんはランアンドジャンプスラブ左端の、年末着たときオークランドクライマーズが敗退した悪いV3を2撃。カチつよすぎ。Taichiくんはスラブ右端のマントル課題「Knee Banger」(V7)成功。

最後に「Fatwa」(V7)にさわったが、やっぱりマントルができない。でも前より身体は上がってきていて、もう少しという感じ。

「猿と魔法の桃」。(WMV 37秒 1,568KB)

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V4 x 1

BRITTEN CRAGS 6

4月25日(日)

懸垂で降りるTaichiくん今日はBritten Cragsへ。Taichiくん・ユージさん・うめさん・エーコちゃん。Brittenへ来るのはかなりひさしぶりだが、日曜日だからかけっこう人は多い。僕は昨日登ったし、明日も登りそうなので岩場レスト。簡単なやつだけさわる。

明日やぶくんがチャーチを発つので、フラットでちょっとしたお別れ飲み会があり、参加者多数。レオさんの人生初のハンバーグ(なかなか)、やぶくんの自称スペイン仕込みのパエリア(さすが)、Taichiくんとユージさんが買ってきた餃子(無難)、じゅんくんのもちチーズベーコン(焦げ付き)、冷凍庫に眠っていたアイスクリーム(好評)と、なかなか豪華だった。シェフのみなさま、お疲れさまでした。

Chocoholic 18
アップ。
Wnat R U Reckon? 20
フラッシュ。クールダウン。

THE CAVE 13

4月24日(土)

「Gorilla Grip」(27)のTaichiくんTaichiくん・じゅんくん・ユージさん・やぶくんとThe Caveへ。僕は今日も「Let There Be Bolts」(28)にトライ。3回目のトライで6本目(最後のボルト)の手前まで、最高到達点を記録。でもその上のムーブはまだしっくりこない。足がどうしても壁から離れちゃって、パンプしてたらとてもできそうにない。

ユージさんは「Super Glue」(26)をレッドポイント。やぶくんはユージさんにビデオを撮ってもらうため、すでにRPしている「Gorilla Grip」(27)にわざわざもう一回トライ。見事再RPしたからたいしたものだ。Taichiくんも「Gorilla Grip」にトライするが、ルートはかなりひさしぶりらしく持久力の低下に苦しんでいた。じゅんくんはいつもどおりルートはあんましやる気なし。やぶくんとユージさんは最後に「Let There Be Bolts」にもさわっていたが、二人ともムーブは一回目で全部こなしてしまう。やっぱり強いなあ。やぶくんは今日でNZのクライミングはおしまい。

Let There Be Bolts 28
ムーブ確認。
Let There Be Bolts 28
ラップにいくムーブ失敗。
Let There Be Bolts 28
6本目下でテイク。最高到達点!
Let There Be Bolts 28
ラップにいくムーブ失敗。
Let There Be Bolts 28
5本目でテイク。
Let There Be Bolts 28
ラップにいくムーブ失敗。もうお疲れ。

CASTLE HILL 33

4月21日(水)

「Grim Crack」(V5)にトライするやぶくん二日酔い。ひさしぶりだ。この二日酔いの気持ち悪さが大嫌いなので、普段あんまり飲まないのだが、昨日はいつのまにか少々飲み過ぎてしまっていたらしい。とてもクライミングをする気にならないので、岩場で寝る。我ながらアホだ。今日はSpittle。Taichiくんが「Thrust」(V7)にあっさり成功。3時過ぎ頃になって、ようやく酒が抜けてきたのでクライミングを開始。V5がひとつ登れたのでまあいいか。

キャンプ組のうち、黒くない人達は今日はCastle Hill Stationのバッパー宿泊。ひさしぶりのシャワーに喜んでおられました。そりゃそうだ。晩飯をご馳走になって、僕はチャーチへ。

「Grim Crack」(V5)を登るじゅんくん。(WMV 26秒 1,288KB)

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V5 Grim Crack

CASTLE HILL 32

4月20日(火)

Castle Hillへ。じゅんくん・Taichiくん・やぶくん・ちのちゃんと合流し、QUANTUMへ。レオさんはリソールに出したシューズを回収+買出しにチャーチへ戻ったらしい。まずは「Ladder」(V0)へ。前回できる気のしなかった「High Rise」(V5)は足をかえたらできた。Taichiくんは「High Rise」のシットスタート(V6)に成功。今日のターゲットである「Willy Nilly」(V6)に一人でトライしに行き、2時間近くひたすらがんばったが結局登れず。疲れた。

「Phalanx」(V7)にトライするTaichiくんみんなのところへ戻るとTaichiくんが「Phalanx」(V7)にトライしている。こいつはもう一回登れそうな気がしたので、トライしてみたが登れない。左足のつるつるに磨かれたスタンスに立てている気がしないので、ポケットをとるムーブが成功しない。なぜかと考えてみるに、シューズの性能が低下したに違いない。3ヶ月弱しか使用していないミウラーだが、伸びて大きくなっているうえにつま先が激しく磨り減っていて、エッジングパワーが低下している。要リソール。

ボルダリングはシューズの性能が激しく影響する。シューズの性能にかかわらず登れるのが理想だろうけど、自分の限界グレード付近はやっぱりシューズの性能。シューズを変えれば登れることは多々ある。エッジングが必要なときはミウラーを使うし、ヒールからマントルする課題はマッドロック。日本にいたとき僕は外岩でのボルダリングをほとんどしたことがなくて、ルートか人工壁ばっかりだった。それらではシューズの性能なんてあんまり関係なかったように思う。小さいスタンスに立つ代わりに、場所が悪くても大きいスタンスを選べたような気がする。ボルダリングでは「このスタンス」にのれないと登れない課題というのがたくさんあって、ルートより足のテクニックが必要だし、シューズの性能に対してもシビア。

チャーチに来てからボルダリングに傾倒しているが、僕はもちろんルートも大好きだ。でも僕の場合もともとが遅筋クライマーであるので、ボルダリングをしているほうがルートでもいい結果がでるらしい。

今日は湖の畔のキャンプ場でみんなと一緒に泊まる。レオさんのシューズのリソールは、さすがはKiwi、まだ手をつけてすらいなかったようだ。

「High Rise」のシットスタート(V6)にトライするTaichiくん、このあとちゃんと登ってます。(WMV 18秒 944KB)

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V5 High Rise
V4 x 1

CASTLE HILL 31

4月18日(日)

マントル課題、「Shisle My Nisle」(V4)を一撃するTaichiくんやぶくん・エーコさんとCastle Hillへ。現地で昨日からキャンプしているじゅんくん・Taichiくん・レオさん・うめさん・ちのちゃんと合流し、Spittleで遊ぶ。僕はクライミング連続三日目なので、今日は半レスト。やぶくんが引き続き好調でV5をサクサク、「Ride the Snake」(V6)もあっさり成功。

成果なし!

THE CAVE 12

4月17日(土)

「Gorilla Grip」(27)にトライするKiwiのおじさんやぶくんとThe Caveへ。今日は人は少なく僕ら二人とKiwi一人。僕は「Let There Be Bolts」(28)にトライ。前回できなかったムーブは今日はさほど問題なくできて、一応ムーブは全部できたことになる。核心はどこというわけでもなくコンスタントに悪い。レストがないのでつなげるのは相当しんどそう。ローカルも最後で何度も何度も落ちてたし。でも可能性が見えてきた。

「Gorilla Grip」(27)のやぶくんは2トライ目、3トライ目とリップのガバをつかみながらもパンプ落ち。十分なレストをはさんでの4本目でレッドポイント!おめでとう!これでThe Caveに思い残すことはないそうだ。

Let There Be Bolts 28
ムーブ全部できた。
Let There Be Bolts 28
3本目のクリップが怖くてできず。
Let There Be Bolts 28
4本目でテイク。
Let There Be Bolts 28
やっぱり4本目でテイク。
Let There Be Bolts 28
4本目、6本目でテイク。2テン。
Gorilla Grip 27
ハードウォームダウン。疲れてて無理。

CASTLE HILL 30

4月16日(金)

一人Castle Hillへ。Spittleでちょっとアップして、「Willy Nilly」(V6)にトライ。けっこうおしかった、と思う。次あたり登れそうな気がする。つづいて「High Rise」(V5)にさわるが前回と同じところができないし、できそうな気もしない。次に「Big Balls」(V5)にトライするが、しばらくマントルの課題をしていなかったせいか、感覚がよくわからない。感覚をとりもどすべく、以前登っている「Small Balls」(V6)のほうにトライしてみたら、一回であっさり楽に登れてしまった。再び「Big Balls」にトライしたら登れた。

「Raw Terror」(V6)に人が集まっていたので見にいく。たっくんもじゅんくんも登れていないこの課題、背の低い人には最初のムーブがつらいのだが、ダブルダイノで解決している。でも核心はやっぱりマントルみたいだ。となりの「Fatwa」(V7)にトライするとちょっとだけ進歩して、マントル体勢には入った。でもやっぱりマントル核心だ。

「Raw Terror」(V6)にてセッション。(WMV 26秒 1,230KB)

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V5 Big Balls

Omarama → Christchurch

4月14日(水)

マウントクックを望む今日はチャーチへ戻るのみ。途中Timaruの近く、South Canterbury地方の岩場を偵察しながら行く。Veatiful Vally、Rain Cliff、Hanging Rockの三つの岩場を探したが、どれも私有地の中にあるらしいこともあり、岩場までは到達できず(頑張らず)。このあたりもおとといのDuntroonと同じく、そこらじゅうに石灰岩の岩壁があり、いくらでも開拓できそうだった。

WANAKA 1

4月13日(火)

Hospital Flatの駐車場から、Main Cliff方面いよいよ今回のメイン、Wanakaへ。WanakaはQueenstownよりちょっと北、湖のほとりの小さなきれいな町である。町のアウトドアショップ(というよりもむしろスキー屋さん)にてトポを購入し岩場へ向かう。岩場までは町から車で15分くらい。数十個もの小規模な壁が点在している。ボルダーもたくさんある。岩質はよくわからないが、石灰岩ではない。

「Lollapalooza」(25)メインであろうHospital Flatエリアの駐車場からはちょっと離れた、Riversideというエリアに行く。ここには25程度で星のついたルートがならんでいて、僕らにはちょうどよさそうだ。今日は天気がよくてとても暖かい。アップで15のルートに取り付いたつもりが実は23のルートで、スタートから遠いムーブがでてきてテイク。さらに中間部でかなりのランナウト。最後も悪くて、一刻も早くこのルートから降りたかった。やぶくんがこの壁の真ん中を行く三ツ星の25、「Lollapalooza」に目をつけ、二人でトライ。最初と最後に核心となる小ハングがあり、中間の垂直なフェースもおもしろい。それなりのレストポイントが、最初の核心の後と最後の核心の前にある。なるほど、なかなかすばらしいルートだ。僕はそれなりのレストポイントでの回復力は人よりあるらしく、2撃に成功。やぶくんは2トライ目、3トライ目ともに最後のハングでおしくも落ち、精神的にもお疲れの様子。調子にのった僕は、二つ星の23に取り付きオンサイト成功。NZオンサイトグレード更新。

たくさんあるWanakaの壁のうち、一つの壁で4つのルートしかさわっていないのでなんともいえないが、岩はとりわけでかいわけでも、きれいというわけでもない。ロケーションがスーパーすばらしいわけでもないし、ルートの質はよくわからないけど、Wanakaってそこまでいいところでもないかなという印象。でもまた来たい。

Omaramaの手前まで戻って、テント泊。

Jack Be Nimble 23
どうりで、15の訳はないと思った。
Lollapalooza 25
最後の最後で核心ハングがでてきてきつそう。
Lollapalooza 25
核心ハング前で意外と休め、RP成功。
Anti Walk Device 23
マスターオンサイト。これといった核心もなく、レストもあった。
Te Whanau 18
星ついてるがイマイチ。

HULK HOGAN WALL 1 → ELEPHANT ROCKS 1

4月12日(月)

Hulk Hogan Wall朝起きると、昨日の夜からそんな気がしていたとおり、このあたり一帯石灰岩の岩壁ばっかりだ。さっそくHulk Hogan Wallへ。高さ2〜3m位のハングした石灰岩の岩壁が、道路脇に50m以上続いている。ビデオで見たとおりのおもしろい岩だ。場所によってはけっこうなハイボール。「South Island Rock」には写真つきで課題が紹介されているし、岩にもそれとは関係なく、課題を示すらしい番号が色チョークで書いてあり、あたらしいトポでもでているのかもしれない。でも、これといったラインがあるわけではなく、どこでも登れてしまう感じなので、既存の課題を気にして登るよりも、課題を設定しながら、みんなでセッションをするのが楽しい岩という感じがする。端からどんどん登れそうなところを登っていったが、ホールドはガバがほとんどなため、難しい=遠いとなってしまいがち。ほんとに人工壁みたいで、ガバに飛びついて振られてふっ飛びそうなムーブばっかりなのだが、けっこう高さもあるし下に分厚いマットでもないと怖くてとてもできない。大味過ぎて途中でもう飽きた。しかも全身疲れた。

Elephant Rocksで、Elephant Rocksへ移動。車で5分くらい。Duntroonには他にもリードルートの岩場などあるようだ。Elephant Rocksは岩質・ロケーションともCastle Hillによく似ている。岩質はCastle Hillよりもシャープなポケットが多く、ちょっとだけ脆そうな感じもする。岩の量・密度はCastle Hillよりだいぶ少ないが、その分落ち着いていて静かな雰囲気。「South Island Rock」にちゃんと課題が紹介されていて、いろいろさわったが、難しいのは登れなかった。

かなり疲れたので、4時頃あがってWanakaへ向けて移動を開始。調理用のガスが足りなくなりそうという不安もあったので、Wanakaの手前のTarrasという町のバッパーで、テントサイトを利用しての宿泊。バッパーのテントサイトは、キッチンもシャワーも設備は何でも使えるし、寝るまでリビングでくつろいでればいいので、なかなかいい手段だと思う。料金は$10(ドミトリーだと$20)。

Hulk Hogan Wallで適当に登った課題(V4位?)のやぶくん。(WMV 34秒 1,586KB)

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V4 x 1

Christchurch → Duntroon

4月11日(日)

月・火はバイトがないので、日曜の夜バイト後出発して水曜の夕方までに帰ってくる計画で、やぶくんとWanakaへクライミングへ行くことを計画。が、バイトは直前になって女主人の体調不良のため結局キャンセル。だったら昨日の夜出発できたのに。Kiwi Houseへ行き、やぶくんが晩飯を食べるの待っている間、じゅんくんに「South Island Rock」を借りてよく読んでみると、Wanakaまで行かなくてもいろいろおもしろそうな岩場があるじゃないか。Hulk Hogan Wallとかおもしろそうだ。よく見るとThe Caveもちゃんと載っていて、ケーブの外のやさしいルートも掲載されている。じゅんくんその他大勢が今日はCastle Hillに行ったらしく、ユージさんの撮影したビデオを見るなどしているうちに、結局9時過ぎの出発となってしまう。

明日は休日なのでWanakaへ行ってもトポが手に入らなそうだし、途中にあるHulk Hogan WallやElephant Rocksもおもしろそうだ。どうしようか考えているうちに、Wanakaへの最短コースを外れてTimaruのほうに来てしまったので、明日はHulk Hoganで遊ぶことにする。Hulk HoganはOmaruから西に少しのDuntroonというところにあるボルダーな岩。クライミングビデオ「CONTACT」の最後のほうに登場する岩である。夜中12時過ぎ、Duntroonの集落から岩場のほうへ向かうと、真っ暗ながらも岩の気配をがして二人とも興奮気味。Elephant Rocksは暗すぎてよくわからなかったが、Hulk Hogan Wallは道路脇なので岩を確認できた。このあたりは石灰岩ばかりみたいだ。岩場をちょっと過ぎたところで適当にテントを張って寝る。

the CLIMBER

4月10日(土)

NZACが発刊している、NZのクライミングマガジン「the CLIMBER」の新しいやつがやっとでていたので買ってきた。NBSの記事が2ページだけあって、じゅんくん・まーくん・MAXはちゃんと登っている写真が載っている。たっくんは笑いながら登ってるMAXの後ろに無表情で写ってる。リザルトは5位までしか載っていないので、残念ながらたっくんの名前も載っておらず。Paynesであった5.14ベルギークライマーや、The Caveでほとんどのルートを登っていったという奥山さんのことも記事に載っていた。原さんがトライしていた、グルーホールドが取り外されたあとのThe Cave、「Kaiser Soze」はグレード31であるらしい。

最近Green Curryにはまっている。しかしながらココナッツミルクは脂肪分が多すぎる!「ココナッツミルク」というやつでだいたい17%、「ココナッツクリーム」というやつだと25%が脂肪分。炭水化物とたんぱく質はごくわずか、ほとんど水と油の混合物だ。今日はためしにココナッツミルクの代わりに、牛乳でつくってみた。しかし、たぶん牛乳のたんぱく質だと思うのだが、カレーペーストと反応したのか、ただ単に煮過ぎたのか、何かが粉っぽく凝固してしまい、見た目のあまりよろしくないものができてしまった。味はまあ許せるが、やっぱり普通に作ったほうがおいしい。ちょっとの脂肪分を気にしたところで、どうせまたFish & Chipsとか食べたりするし。

CASTLE HILL 29

4月9日(金)

三ツ星クラックを登るエーコさんイースターだかなんだかで、New Zealandは祝日。大人数でCastle Hillへ。じゅんくん・やぶくん・ユージさん・レオさんに加えて、北海道からワーホリで今週NZに着いたばかりの熱血クライマーエーコさんと、じゅんくんがKiwi Houseから拉致してきたちのさん。女性が二人もいるとなんとなく華やかだ。昨日も雪が降ったのか、まわりの山は白く岩場にも若干の雪がまだ残っている。

今日はQUANTUMでのんびりと登る。クライミング初体験のちのさんは、じゅんくんの執拗なスポットに怯えながらも頑張っていた。エーコさんはこっちに来るまではバイトで忙しかったらしく、ひさしぶりのクライミング。三ツ星のクラック(V2)を登って満足の御様子。レオさんは一人でマットを持って登りに行くなど、クライミング症候群の兆候がみられる。やぶくんとユージさんはともに「Lung Dyno」(V4)に成功。じゅんくんはあいかわらずガイド役でいろんな課題で手本を見せてくれる。僕らが苦戦する課題をあっさりと登ってくれる。いいとこ見せれたんじゃないの?

最後に「On the Edge」(V6)にさわるもほとんど進歩なし。すぐとなりで同じカンテの下側を登るシットスタートV7の課題を、体重100kgはありそうなパワフルな兄ちゃんがトライしていて、もうちょっとで登れそうだった。たぶんあれなら今日中に登ったと思われる。あれはたっくんもじゅんくんもできていない課題だ。リーチが必要な課題ではあるが、彼は身長が高いわけではない。あの身体を引き上げるパワーはすごい、と思った。

車2台で来た関係上、僕のバイトに合わせみんなで早めに引き上げ。もっと登りたかっただろうに、すみませんでした。

「Dreamhouse Traverse」(V6)のじゅんくん。(WMV 34秒 1,659KB)

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V5 Unnamed

THE CAVE 11

4月8日(木)

曇り。やぶくんとThe Caveへ。今日は端のほうはなぜか滲みだしがある。しばらくすると雨が降り出すが、ケイブの中は雨が降っても濡れないので大丈夫。アプローチの途中で「モカシム」を落としたことに気付くがめんどくさいのでほっておく。この間はほとんど新品の「ムゲン」だったが、今回は使い込んだ「モカシム」なので濡れてもいいや。やぶくんは「Super Glue」(26)と「Gorilla Grip」(27)にトライするもあいかわらずムーブが覚えられないらしい。僕は前回2本目までしかいけなかった「Let There Be Bolts」(28)にトライ。ローカルのムーブをよく見ていたので攻め方はわかるのだが、どうしても一ヶ所、4本目から5本目付近のムーブがこなせない。そこはパスして一応上まで。ローカルがダイナミックに攻めていた上部は、キョンをきめればけっこうスタティックにこなせる。ただし休みどころがなくRPにはスーパー程遠い。

僕は昔からキョンが得意で、特にクライミングを始めて一年目はそればっかりやって登っていた。キョンはパワーがない(もしくは体が重い)クライマーの最終兵器だ。しかし一年とちょっと前、ルーフでキョンをして左ひざがブチッっといったことがあり、以来左ひざを落とすキョンが思うようにできなくなっている。最初は左足のアウトサイドすらできなくて、今はそれに比べればだいぶましでキョンっぽいムーブはできるのだが、ガチッとロックする真のキョンができない。左手で保持して右ひざを落とすキョンは普通にできるのに、右手のときは正対引き付けムーブになってしまいがちで、バランスがとっても悪い。右手ばっかり鍛えられてる。「Let There Be Bolts」をやってて、ここで絶対左ひざを落とすキョンがきまるのに!というところがいくつかあって、とってもフラストレーションがたまった。手順を変えて強引に逆向きのキョンにした。

帰りは雨、下りだしてすぐのところにビチョビチョとなった「モカシム」が落ちていた。さっさと拾いに戻ればよかった。

She Devil 28
「Super Glue」部分でやはりテイク。上部も全然。
Let There Be Bolts 28
一ヶ所ずるしたものの上まで。
Let There Be Bolts 28
やっぱり一ヶ所ムーブができない。上部キョンがきまりまくる。

住所確定

4月7日(水)

今日は晴れ。雪はまだ残っているが、午後には解けて登れそうだ。でも、バイトもあるしチャーチに戻ることにする。Kiwi Houseに行ってみるとじゅんくんしかいなくて、やぶくんとレオさんはCastle Hillに行ったらしい。いつもと違う道で帰ってきたのですれ違わなかったのだろう。

チャーチに戻ってきて、やっぱり不便なのでフラットを探すことにする。前にも見たことのあるような張り紙の先に電話してフラットを見に行き、めんどくさいのであっさり決定。3ベッドルーム、オーナーはKiwiだが一緒には住んでいなくて、現在はコリアンのカップルと日本人の女の子が住んでいる。コリアンのカップルはフラットに入ったのが先週で来週には出ていってしまうらしい。張り紙はどこの掲示板にも常にあったような気がするし、オーナーは短期でも全然かまわないようだったので、けっこう入れ替わりの激しいフラットなのかもしれない。前のフラットよりちょっとだけ安くなったが、Cityから離れてThe Caveとの距離は変わらないものの、Castle Hillからは遠くなってしまった。

CASTLE HILL 雪

4月6日(火)

雪化粧のスピットルヒル昨日夜中雨が降っていたような気がしたので、今日は無理かなと思いつつゆっくり目を覚ますと・・・なんてこったい、雪が降っている。そしてあたりは一面真っ白、5cmくらい積もってる。"This is crazy!"とオーストラリア人。やたら寒く、登れないのはわかりきっているが、一応岩場まで様子を見にいってみる。なかなかきれいではある。QUANTUMまで歩いていってみるが、草の上に薄く雪が積もりやたらすべる。岩の上にはそんなに積もってるわけじゃなくて、方向によっては完全にドライな面もあるがとても登る気にはならん。

日中は雪は降らず、どんどん解けていったが夕方また降ってきた。昨日岩場で会った、近くの川でキャンプしているというメキシコ人のクライマーが、たまらずバッパーに避難してきて、泊り客は4人となった。

調子にのってまたGreen Curryをつくったが、昨日のほうがおいしかった。そういえばDried Kaffier Lime Leavesとやらを入れるのを忘れたが、そのせいだろうか。あんな葉っぱ一枚や二枚でけっこう変わるものなのね。

CASTLE HILL 28

4月5日(月)

見送りには行かなかったが、今朝たっくんが帰国したはずだ。本当にいろいろお世話になったし、とっても楽しかったよ。またね。

今日明日はCastle Hill Stationのバッパーに泊まることにし、とりあえず荷物を置きにいく。今回は貸し切りではなくてオーストラリア人のクライマーが二人。

今日は一人なので、今まで入ったことのないSpittleの一番奥、トポのMap1と2あたりでやさしめ課題をいろいろさわる。ぜんぜん来たことなかったが、おもしろい課題はある。最初にさわった「Like Liquid」(V1)がバランシーで、ランディングが微妙に悪く、とてもおもしろかった。ちょっとずつ移動していって、最後に「Beautiful Edges」(V4)にさわってみたら、一ヶ月半前に登ったときにデッドでとった、リップ直前のかかりの良いカチホールドが欠けてなくなっている。そのため下部は以前よりだいぶスムーズに登れているのに、最後で何度も飛び降りるはめになる。最終的に別ムーブで解決。

晩飯にGreen Curryをつくった。最近ちゃんとしたつくり方をバイト先で教わったのだが、以前適当につくったときよりかなりおいしかった。でも基本的にはココナッツミルクに市販のカレーペーストと肉と野菜を入れて煮るだけ。とてもかんたん。

V4 x 3

SMYLIES ACCOMMODATION

4月4日(日)

雨。残念ながら、雨。テントで寝てるとじゅんくん・たっくん・やぶくん・ユージさん・レオさんがやってくる。でも、雨。今日のため皮を温存していたたっくんだが、残念ながら「Energy Follows Thought」(V9)にはトライできず。昨日Castle Hillに来るべきだったと後悔するも、ときすでに遅し。入り口まで行って記念撮影をして、あきらめて帰ることにする。

Smylies Accommodation途中、Spring FieldでSmylies Accommodation(YHA)による。ここには特にたっくんがいろいろお世話になったらしい。オランダ人の旦那さんと日本人の奥さんと、3人のハーフの子供がいて、子供たちは日本語も英語も話すし、旦那さんも日本語が上手。子供たちは遊び相手が欲しくて仕方ない感じで、とっても元気。レゴで遊んだりしたが、じゅんくんは無口になって真剣だった。とてもアットホームでいい感じのところだ。

チャーチまで戻ってきて、みんなはYMCAに登りに行ったが僕はパス。明日登るつもりだったし、特に今はわざわざ人工壁を登る気がしない。バイト後、明日の朝日本へ強制送還されるたっくんにお別れをしにKiwi Houseによって、また一人Castle Hill(の手前500m)まで行ってテントを張って寝る。

THE CAVE 10

4月3日(土)

30にトライ中のNZトップ女性クライマー、Mayanじゅんくん・たっくん・やぶくん・レオさんとThe Caveへ。途中からユージさんも合流。他にも人はけっこういてにぎやか。クライミングビデオをつくるらしく、その撮影なんかもしている。僕はなんか今日もぜんぜん駄目、やる気なし。ひたすらイライラする。たっくんは「Ice Man」(26)をRPし、これでとりあえずThe Caveに思い残すことはないそうだ。日本でルートもやってね。ボルダーあんだけ強けりゃ5.13はすぐ登れるよ、たぶん。ユージさんも「Urge」(26)をRP。

バイト後、一人Castle Hill(の手前500m)までいってテントを張って寝る。

Ice Man 26
ルーフのムーブいろいろためしたが結局できず。
Let There Be Bolts 28
3本目手前のちょっと難しいとこで敗退。
Gorilla Grip 27
意外に最後のレストポイントまで行けた。
She Devil 28
「Super Glue」部分で敗退。ダメダメ。

住所不定

4月2日(金)

フラットを出て住所不定の身となった。別に突然追い出されたわけではなくて、フラットを出るときは2週間前に告げることになっていて、当然そうしていた。キャンプ生活にちょっと憧れていたのと、お金があんまりなくなってきているのと、いまいち中国人夫婦とのフラット生活がおもしろみにかける(もっと若い人と住むべきだった)のと、やぶくんも来ているしPaynes FordかWanakaにでもクライミングトリップに行こうかと思ったのが理由。バイトもやめるつもりだったのが今月は続けることになり、中途半端な状態となってしまった。Castle Hillでキャンプしてもわざわざバイトのために通勤しなければならないじゃないか。時給10ドル、一日3時間のバイトのためにガソリンを15ドルも使ってたらあほだ。バッパーに泊まるのもなんかくやしい。

たっくんがもうすぐ帰国なので、たっくんとじゅんくんはチャーチに今日戻ってきて、やぶくんともどもKiwi Houseに滞在中。バイト後、明日の相談をしにKiwi Houseにいってみたらで、クライミングにちょっと興味があるというワーホリカヤッカーのレオさんを交え、例によってみんなで飲んでいた。レオさんはこのホームページをNZにくる前から見ていて、それでクライミングにも興味を持ったらしい。自己満足なホームページだけど、見ているといってもらえるととってもうれしい。

明日The Caveに行くことになったので、いつもThe Caveに行くとき車をとめる道路に車をとめ、車の中で寝る。かなり怪しい人だ。ニュージーランドではお金も住むところも持たずにいることは、"Vagrancy"(浮浪罪)といってれっきとした犯罪であるらしい。

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